2012年11月9日金曜日

エピソード?~仁鍛と六角家と横浜の切り立つ崖~

 少し前、小説(と呼べる代物なのかは甚だ疑問だった・・・)を書き始めネット上で公開を試みたが結局中折れしてしまったということがあった。原因は、ネタが思いつかなったことにはない。むしろエピソードは、最初から最後まで決めてあった。しかし、その小説のヒロインとして登場するモデルの女性と喧嘩をしてしまい、とてもではないが続けられる状態ではなくなってしまったのだ。。。



 その小説は、ヘルマンヘッセの「荒野のおおかみ」という作品がモデルで、社会不適合系の人間が絶望せずこのキビシー世の中をユーモラスに生きるにはどうすればいいのか、世の非リア人間に希望の光を照らそうということがポリシーとしてあった。そしてその主人公に僕が抜擢したのは、何回かオフをしたことがあり、真面目系クズ発祥とも言われている2ちゃんねる某板の固定ハンドルネーム、Dさんだった。



 Dさんはいかにもインテリといった風貌で、メガネをかけた痩せ型のため一部の女子からは熱烈に人気が出そうだった。性格はとても穏やかで、丁寧な口調や人の悪口を言わないことを心がける人格者であり、国立大学大学院の修士課程を修了しただけあって非常に知的な人物だった。そんなDさんであるが、資格試験当日に寝過ごして失格してしまったり(資格だけに・・・)、いつまでたっても就職をすることを選択せず社会に出ようとしないことなどがギャップとしてあり、ユーモラスな性格もあるかもしれないが2ちゃんねるの住人からは大人気であり同時にアンチも非常に多かった。



 僕ははじめそんなDさんのファンであり、一度お会いしたいと考えていたが、あっさりと会うことが出来た、、、それはたしか2008年春のオフ会だったろうか。その後も何回かサシオフも含めいろいろ会っていくうちに、気まずくなるようなことも起こってしまった。秋葉原の戦国風メイドカフェに入店しいざテーブルに着こうとする直前、メイドさんからテーブルチャージ料がかかることを知らされるとDさんの顔が一気に苦々しくなり結局ほかのカフェにいくことになってしまった「もののぷ事件」。横浜市内の某カフェチェーン店にて、僕が最初席を確保しようとレジをスルーして店内に入るといきなり「おい!注文してからにしましょう!!」と、怒鳴りつけられた「ドトール先に席を取ってから注文するのはマナー違反!?」事件。そして蒲田に二人で羽根つき餃子を食べにいった際、そのお店で学校関係に見えるベテラン風の教師陣に交じって一人だけ若い男が気まずそうに座ってひきつった笑顔でベテランたちの話を聞いたのをこっそり観察し社会のおぞましさを思いしった、「羽根つき餃子っていうけど普通の餃子と何が違うんだ」事件。。。などお互い気まずい思いをしてしまったことが多々あり、それはおそらくお互いにコミュニケーション能力(人柄という部分も含めてそう表現することにする)が欠けていたことが原因であると思われるが、とにかく気まずくて険悪になってしまったことが幾度となくあったのだ。。。



 オフを重ねていくうち、どうにも自分とDさんは相性が良くないのではと気づき初め、現在では全く交流のない状態になってしまっているのだ。というか、Dさんに限らずかつてオフを楽しんで(?)いた様々な固定たちともせいぜいたまにツイッターでリプライを飛ばしあったりファボったり、リツイートをするのが関の山でオフで会うということは無くなってしまった。今でもたまにネット上に貼られている大学〇活板のメンバーがまったみんなで集まってパーティーでもするようなことは、なさそうなのである。。。



 しかし、一度だけ僕にとって非常に思いで深く、素敵だと思ったDさんとのオフ会があった。そのオフ会は凄くよかったので、こういうのが出来るといいよねという願望も込め、これからその一部始終を文章に起こしてみようと思うのだ・・・



※これはホモエピソードという類のものではないので、そういう期待をされている方はまんだらけとかに行ってください。。。



 

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