2012年12月22日土曜日

エピソードIMA〜働く人向けの職業訓練〜

この僕が何とか就職でき、同じ会社で二年間働き続けることが出来たというのは、もはやそれだけで奇跡と言っても言い過ぎではない。小学校のクラスに1人はいた、若干の知的障がいを抱えていそうな、浮いていていじめの標的にされるような、あの手の人間として神に抜擢されてしまい(と、いっても日本人としてしかも首都圏に生まれ大学を卒業できるだけの環境があっただけでも感謝をしなければならないが)辛酸を舐めながらも何とか首の皮一枚で生き残っているのだから、ここはひとつ、ボーナスポイントとして、可愛くてスタイル抜群な女子大生と付き合うぐらいのイベントが起こるべきだろうと思いながらも、現実はそんなに甘くなかったのだ。。。




会社生活を頑張っていれば街中で勝手に可愛いコに逆ナンされいきなりベロチューされるというような漫画的展開にはよっぽどの強運の持主でなければ遭遇せず、自分で女子にアプローチをしなければならないというリアルを認識せざるを得ない現状、何とか重い腰を上げてとにかく人間が集う場所に参加するしか女性と接点Tを持つ方法は無いのである。。。



かといって、街コンだとか、社会人サークルだとか、クラブに行くような勇気を出すことは出来ず、どうすればいいかと途方にくれた矢先、ふと二年前のことを思い出した。。それは、失業者が就職を目指すために政府が用意してくれた、職業訓練校だった。僕も無職時代は三ヶ月、職業訓練校に通っており、その成果か職歴無し既卒というハンディキャップにも関わらず何とか正社員の職にありつくことが出来た。別にこのブログはシューカツがどうこう、既卒がどうこうと語るブログではないのでこれ以上は深入りしないが、その職業訓練校は無職の出会いの場としての機能も兼ね備えており、会社につとめている現在でもあの空間は中々の面白さがあったと振り返る。。そこで僕は、働くひとも参加できる職業訓練はないかとネットで検索してみたところ、やっぱりあった。。。



早速それに申し込んでみると、抽選に見事当選し、一応は職業に関係なくはない講習に参加することになったのだ・・・



講習初日、いかにも職業訓練校といった感じの学校の一室が休日限定の働く人向け講習会場だった。そのドアを開けてみるところから、新しい人生が始まるぞと、僕はそう希望の光を胸に宿して、ガラガラ音を立てて希望への第一歩を踏み込んだのだった。。。。。。

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